まんがと猫と京都のくらし

京都在住の漫画家が猫を愛でながら生きています

水曜サービスデイ

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今日も映画を観に行ってきました。できればこれくらい気軽に映画館に行く習慣を身につけたいと思いつつ、結構日々に余裕がある時じゃないと行けない。

映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』オフィシャルサイト

ウディ・アレン監督の「サン・セバスチャンへ、ようこそ」

クセのある展開を予想してたけど、予想外にストレートなオチの付け方…という感想なんだけど、逆に読み取れていないクセがあるのかどうなんだろう、という戸惑い。分かりやすくて観やすいって、ウディ・アレン監督作品だと何か把握しきれていない要素があるんじゃないかと思ってしまう。実際作中にあがる過去の有名作をどれも未視聴なので、理解度はかなり低いはずで、映画を描く映画は基本的に過去作や業界背景をどの程度知っているかで面白さが段違いになるんだろうなと思ってます。この作品に関しては、あまり映画を観てこなかった人でもライトに楽しめるくらいストーリーとしては分かりやすいし、映像の心地よさとキャラクターの小気味良さがあるのでオススメできると思いました。

他人の創作物をアレコレ語るのが大好きだけど、自分の作品を作れないままでいる完璧主義者な人に特にオススメなんじゃないだろうか…


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iPhoneだけどなんかすごく良い感じに撮れたなと思った胡桃。